第28回ダカールラリー『ユーロミルホー・ダカール2006』(2005年12月31日〜2006年1月15日)において、菅原義正氏率いる「HINO チームスガワラ」の日野レンジャー1号車が、カミオン(トラック)部門総合5位/10L以下クラス1位、また同じく2号車もカミオン部門総合7位/10L以下クラス3位を果たしました。パリダカの通称で広く親しまれているこのラリーは、世界で最も過酷なラリーとして知られ、今年はポルトガルのリスボンをスタートし、約9000km(全7カ国)を16日間の行程で西アフリカのセネガルの首都・ダカールにゴールするというもの。(毎年スタート/ゴール地点が変わります)今年もHINOチームスガワラは菅原義正・照仁の親子2代の2台体制で参戦し、車両のポテンシャルやドライバーの技術進歩が際立つ大排気量のライバル達に囲まれ、2台のレンジャーにとって例年以上の厳しい闘いとなりました。他チームが車両トラブルなどで戦列を離れていく一方、レース中に大きなトラブルがなかったことに証明されるように高い技術力や今まで培った経験があいまって、パリダカ連続出場24回の世界最多記録を持つ菅原義正がハンドルを握る1号車が、カミオン部門総合5位/10L以下クラス1位という快挙でゴール、また合わせて日野レンジャー16年連続完走記録も更新することができました。
SUMICOは、1999年からチームスガワラに潤滑剤の提供およびこれらの製品に関する技術的サポートを行なっています。「パリダカール」のほか、「ファラオラリー」「ラリーレイドモンゴル」、バギーレースなどの「JFWDAチャンピオンシップレース・シリーズ」などに出場するチームスガワラをサポートし、チームの好成績に貢献しています。


パリダカのコースは毎年変わりますが、『世界一過酷なラリー』のメイン舞台はアフリカ大陸です。そのアフリカ故の気温差や路面状況、また走行距離の長さが『世界一...』と言われる所以です。まずスタートするヨーロッパは真冬の寒さですが、アフリカに渡ると40度もの暑さが待っています。しかも1日の中でも朝晩は冷え込むが、日中は暑くてたまらない、と1日の気温差が激しいです。また砂嵐などがあるのもアフリカ気象の特徴です。また走行する路面の状況も様々で、岩だらけの乾燥地帯や小麦粉のような砂丘、ドロドロの湿地帯や腰まである川渡りなど、多種多様の路面を走ります。そのような悪条件の中を長時間に渡り、我々の3倍もの大排気量の強豪カミオン勢とタイムを闘うパリダカですから、故障やトラブルはつきものです。しかもスペアーパーツを充分に用意できるワークスチームとは違い、限られた物資・スタッフで対応しなくてはならないので、闘うためにも壊れにくい車両作り、また壊さない運転にも心がけなければなりません。ですから車両にも自分が信頼しているものしか使っておりません。特にエンジントラブルを防ぐ潤滑剤には気を使っており、『SUMICO』は私達が信頼している潤滑剤です。SUMICOの潤滑剤は99年の参戦から使用していますが、これまでよい結果が残せているのも、確実にエンジンを保護し最高の状態に保ってくれているこのオイルのおかげだと感謝しています。また05大会からはカミオン部門の最高速度は150km/hに規制されたため、長い日では連続走行15時間に及びます。通常トランスファーやミッションは5,000km程度の走行で交換するのがセオリーとされていますが、我々のチームの場合、5万km以上走ってもまだ交換する必要はありません。豊富な交換パーツとメカニックを揃えるワークス勢であってもリタイヤするチームは少なくない中、我々は100%の完走率を誇っています。SUMICOはお世辞抜きに信頼できる潤滑剤です。我々の今後の活躍にも、どうぞご期待下さい。